銘柄分析【中央自動車工業(8117)】
こんにちは、トキワです。
今回は、銘柄の分析です。
中央自動車工業(8117)について、購入した11/24当時の分析です。
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中央自動車工業(8117)
※数値は11/24当時のものです。
1.低PER(目安:10倍以下)
PER 8.8
2.低PBR(目安:1倍以下)
PBR 0.90
3.売上高が長期にわたって伸びている(目安:5年以上)
2012年から5年間伸びています。
なお、2007年から2011年まで売上高はじりじり下げていますが、2007年から2014年まで一株益は上昇しています。この間の資本異動はないので、経営改善が徐々に進んできたのではないかと思われます。
4.高ROE(目安:10%以上)
ROE 10.4
5.自己資本割合が高い(目安:60%以上)
84.3%
6.有利子負債が少ない
有利子負債はありません。
7.時価総額が小さい(目安:200億以下)
184億円
8.事業内容がわかりやすい
コーティング剤を中心とする、自社企画の自動車用品を販売する会社です。
9.その他
アメリカ、東南アジア、中東などに販売拠点を持っており、国内・海外の販売額の割合はおおよそ半々です。
SHINPO(5903)と同様、低PER・低PBR・高配当・好財務の小型株です。じわじわと成長するタイプで、会社の営業計画が保守的なところも同じですね。違う点は、海外進出の度合い、SHINPOよりも更にフロー型の事業であるところ、でしょうか。ある程度は景気や為替に左右される業種ですが、手堅い経営をされている印象を受けました。
株価は、2009年(300円)からゆっくり右肩上がりです。購入当時の配当利回りは3.26%で、配当性向はばらつきがありますが25%~30%が目安のようです。
2017年の数値目標
あけましておめでとうございます。トキワです。
2017年が始まりましたね。私は風邪が長引いており、正月三が日は大人しくしていようと思っています。
さて、2017年の数値目標です。
1.年末までに30万円増資する
2.総資産の成長率が(増資分を含めて)TOPIX成長率を超える
3.12月31日時点で35,000円の運用益を出す(現在の資本金×10%)
昨年の反省点は、
1.目的に応じたポートフォリオを組んでいない
2.そもそもポートフォリオを組めるほど資本金がない
3.「負けない」運用を目指しすぎた
点です。
昨年は、知識のなさをビギナーズラックで乗り切った1年でしたが、今年はもう少し銘柄の成長性やリスクを踏み込んで考えたいです。
次回、もう少し詳しく書こうと思います。
2016年の年次報告
こんにちは、トキワです。
さて、2016年も終わりですね。今年の運用について、振り返ってみます。
資本金:300,000円
運用益:52,251円(+17.42% TOPIX:+21.90%)※配当金含む。
運用日数:213日
2016年目標の「運用資金を失わず、知識を蓄える」は達成できました。
また、中期目標の「年10%の運用益を得る」もクリアしました。
【6月】
資本金2万円で取引を始める。ETFを買ったり売ったりして、落ち着かない日々。Brexitの値動きを体感。利確時に税金を引かれ、2割の重みに涙が出る。
【7月】
資本金を10万円に増やす。個別株がダウや日経平均と違う動きをすることに驚く。パイオニア(6773)を売買して少し利益を出すが、後で高騰しているのを知りショックを受ける。この頃から、中長期の運用を検討し始める。投資の雑誌を読み、メモを取る。
【8月】
掲示板やチャートを見て、値下がり後に反発しそうな株を狙ってみる。収支がトントンだったため、止める。配当・優待重視の投資家のサイトをチェックし始める。
資本金10万円に対し、約5,000円の運用損(▼5%)。
【9月】
資本金を25万円に増やす。個別株の取引が中心になる。高配当株を高値で買い、権利落ち後の値下がり具合に凹む。また、複数の銘柄を持つ必要性を感じる。
【10月】
会社四季報を一通り読み、低PER低PBR銘柄を買う。中長期投資を行っている投資家のブログを読む。日経平均や為替の値動きをチェックする回数が減る。
資本金25万円に対し、約2,000円の運用損(▼0.8%)。
【11月】
安定・低成長株として買った銘柄が下がり、成長性を重視するようになる。成長過程が分かりやすい銘柄や、会社の強みがはっきりしている銘柄を探し始める。有価証券報告書をチェックしたり、財務分析の本を読んだりし始める。
トランプショック時に、久しぶりにETFを売買する。利益を出すが、自分には個別株の中長期保有の方が向いていると思う。
日経平均が続伸し、欲しい銘柄が買えなくなったことを悔しがる。いつも現金を一定量取っておく必要性を感じる。運用益が出て喜んだが、TOPIX成長率を下回っていることに気づき、凹む。
資本金25万円に対し、約21,000円の運用益(△8.4%)。
【12月】
資本金を30万円に増やす。メディアや有力者の発言が、株価に大きく影響することを体感する。一方で、ポートフォリオ全体に対しては、影響が小さいことを実感する。
資本金30万円に対し、52,251円の運用益(△17.42%)。
初心者が陥る失敗の見本集のようですね…。振り返ってみると、危なっかしくて冷や汗が出ます。
来年も失敗のオンパレードになると思います。少しでも運用益を伸ばせるように、試行錯誤していきたいと思います。
12/30現在の運用状況
こんにちは、トキワです。
今回は、12/30現在の運用状況です。
資産額:350,291円(+3.76% TOPIX:-1.63%)+配当益
買付余力:103,991円
・前回からの変更点
SHINPO(5903)を823円で売却。
SHINPO(5903)が乱高下していると思ったら、かぶ1000氏が週刊ポスト2017年1月1・6日号で推奨銘柄として挙げていたからなんですね。有名投資家の影響力を実感した一週間でした。
成長率と比べると少し割高になってきたので、利益を確定しました。この銘柄は購入当初から安定して上昇してきたので、心理的に大変助かりました。
中央自動車工業(8117)は、年来初高値あたりをグルグルしていますね。「低PER低PBR、安定成長、高配当」とSHINPO(5903)と特徴が似ているので、そのうち評価されるのではないかと思っています。
レントラックス(6045)の株価の動きが気になってしまいます。サンセイランディック(3277)は下がっても焦らないのですが、何故だろう?もう少し分析を密にして、落ち着いて保有したいです。
12/22現在の運用状況
こんにちは、トキワです。
今回は、12/22現在の運用状況です。
資産額:337,591円(+2.83%)TOPIX:‐0.44%
買付余力:21,691円
・前回からの変更点
なし。
今週は、SHINPO(5903)が連日伸びました。先週末に621円ですから、1週間で20%ほど上がったことになります。22日は一時12%を超える上昇で、初心者の私にとっては心臓に悪い一日でした。
他の監視銘柄も軒並み上がっており、どんどん買える銘柄がなくなっている感じです。(先週買った銘柄は全て購入時より下げていますが…涙)
私が選んでいる銘柄は小型安定株なので、これらの値段が上がっているということは、市場に割安な成長株がなくなりつつあるのではないかと想像しています。
まだ全然市場に慣れていませんが、相場を休むことも意識しながら取引しないといけないな、と感じました。
銘柄分析【SHINPO(5903)】
こんにちは、トキワです。
今回は、銘柄の分析です。
SHINPO(5903)について、購入した10/19当時の分析です。
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SHINPO(5903)
※数値は10/19当時のものです。
無煙ロースター(焼肉屋にある、据付のグリル?)を製造・販売・メンテナンスする会社です。
1.低PER(目安:10倍以下)
PER 7.53倍
2.低PBR(目安:1倍以下)
PBR 0.89倍
3.売上高が長期にわたって伸びている(目安:5年以上)
5期連続で増収増益、ROEも伸長、と非常に良い業績です。
なお、株価はじりじりと上昇して5年で約3倍になっていますが、その間PERは下がりっぱなしでした。
4.高ROE(目安:10%以上)
ROE 12.8
5.自己資本割合が高い(目安:60%以上)
自己資本 78.0%
6.有利子負債が少ない
有利子負債依存度は1.85%です。また、有利子負債依存度は年々減少しています。
7.時価総額が小さい(目安:200億以下)
29.1億円
8.事業内容がわかりやすい
無煙ロースター専業の会社で、販売シェア6割強と圧倒的です。
9.リスク
まるのんさんのブログ「中長期投資の練習記録」(【簡易銘柄分析】5903 SHINPO)が、とても参考になります。記事自体は2年以上前のものですが、今の会社状況を言い当てたかのような内容となっています。(ちなみに、記事内に書かれた'14当時の数値の場合、私は購入をためらったと思います。)
実際には、業績はこの記事の予測よりも好調だったのですが、TPP交渉が極めて難しくなった点、円安が大きく進行した点、景気の緩やかな上向き感を合わせると、今後の成長率は7%くらいとみています。
10.その他
取引先として、物語コーポレーション(3097)、あみやき亭(2753)があり、これらの成長が影響しているようです。
現在、海外進出、新商品開発、保守サービスの拡大などに取り組んでいます。
海外進出については、'16年9月にヨーロッパ、'17年3月に中国、'17年6月にアメリカに対応した機種を売り始めるので、'17年の業績が今後のカギとなると考えています。
新商品開発は、4月から保守管理がしやすい新機種を販売し始めたようです。
配当は5期連続増配で、購入当時の配当利回りは3.42%でした。配当性向は、ぶれはありますが均すと約30%ですね。